どうもです。さくさく(@pirorin39)です
先日六本木の21_21 DESIGN SIGHTで行なわれている
「デザインの解剖展 身近なものから世界を見る方法」
にいってきました
デザインの解剖ってなんぞやっておもいつつも
Twitterで流れてきた牛乳の積み木がどうしてもやりたかったので行きました
展示会のディレクターは佐藤卓氏
デザインの解剖学いってきた
— さくさく(櫻井寛己) (@pirorin39) 2016年12月15日
明治のおいしい牛乳の積み木
「おっぱいとぼにゅうが牛乳」 pic.twitter.com/ThiNP4MMXh
デザインの解剖とは、
①身近なものを
②デザインの視点で
③外側から内側に向かって
④細かく分析することで
⑤ものを通して世界を見る
⑥プロジェクトです
とのことでした。
今回の展示会では明治の商品「おいしい牛乳」や「きのこの山」「明治ブルガリアヨーグルト」「スーパーカップ」などのデザインの解剖されていました
解剖って聞くと理科の実験っぽく聞こえるかもしれないんですけど
誰でも楽しめるようなエンターテイメント性の盛り込まれている展示会でした。
解剖というか豆知識みたいなイメージで楽しめます
商品名、キャッチコピー、パッケージ、ロゴの話から
「の」の大きさの違いとかバランスとか細かく説明してありました
商品パッケージはどんな役割なのか
どうすればお客さんに見やすいようになっているのかなどなど
過去のペッケージから今のパッケージまで
ロゴが変わるとイメージが変わります pic.twitter.com/lPdJxicAdS
— さくさく(櫻井寛己) (@pirorin39) 2016年12月16日
回すスイッチが付いていて、ロゴが変わるような仕組みになっています
商品自体の色のデザイン、味のデザインなどあらゆる観点から細かく解剖されていました
左から順番に
「しめじの山」「エリンギの山」「しいたけの山」「えのきの山」「きのこの山」
なんかツボリました笑
身近なものに置き換えるってすごいわかりやすかったです
0から商品を作るまでの全てのことが書かれているような気がしました
実際にはもっともっと細かいことを考えながら商品を作っていると思いますが、すごい情報量でした
ものがありふれた日本だからこそ
このような展示会の大切さを感じました
ディレクターの佐藤卓さんもこのように言っています
「ものづくりの現場がブラックボックス化して、生活者にとって商品が急速に記号化されていくと、その裏側で何が起きているのかが分からなくなります。
ものづくりの裏側を知らないから、大切に使おうという気持ちや愛着も生まれないまま、まだまだ使用できるものを捨ててしまう。
捨てたものが、その後どう処理されているのかも分かりません。
来し方行く末を何も知らされないのが現代社会なのです。そして、何よりも経済だけが豊かさの指標になってしまっているがゆえに、デザインが経済の道具として理解されることが多くあるばかりか、つい経済と文化を分けてとらえがちです。しかし、実はデザインには経済と文化をうまく繋ぐ力があるのです。」
どんな目線で見るかなどによって
楽しみ方も変わる楽しい展示会ですので
よかったらみなさんも行ってみてください!
1月22日までやっています〜
全世界で牛乳生産量は7億トン!!!
「明治おっぱいとぼにゅうが牛乳」
しぼる また、自然のほら、しぼるしぼるしぼる ほら、しぼる 新鮮をよろこび
イベント詳細
企画展「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」
会期:2016年10月14日(金)- 2017年1月22日(日)
休館日:火曜日、年末年始(12月27日-1月3日)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで) *10月21日(金)、22日(土)は六本木アートナイト開催にあわせ、特別に22:00まで開館延長(入場は21:30まで)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料 *15名以上は各料金から200円割引 *障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料 その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、港区教育委員会
特別協賛:三井不動産株式会社
特別協力:株式会社 明治 協力:株式会社ニコンインステック、武蔵野美術大学、株式会社 佐藤卓デザイン事務所
展覧会ディレクター:佐藤 卓
企画制作協力:岡崎智弘
会場構成協力:五十嵐瑠衣
照明デザイン:海藤春樹
技術協力:橋本俊行(aircord)
テキスト:下川一哉、杉江あこ、神吉弘邦、高橋美礼、土田貴宏、廣川淳哉、渡部千春
展覧会グラフィック:佐藤卓デザイン事務所
参加作家:荒牧 悠、aircord、奥田透也、小沢朋子(モコメシ)、佐久間 茜(文字なぞり部)、柴田大平(WOW)、下浜臨太郎、菅 俊一、鈴木啓太、高橋琢哉、中野豪雄、原田和明、細金卓矢
会場:21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
電話:03-3475-2121
地下鉄:都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅、千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分