Machi Cafeのキャッチコピーが秀逸
ローソンでは今2016年新作ブレンドコーヒーの販売をしています。
新作ブレンドコーヒーの発売を記念して、今日から俳優の田辺誠一さん画伯の代表犬「かっこいい犬」のオリジナルスリーブを配布しています。
ローソンが、俳優・田辺誠一さん画伯の代表作「かっこいい犬。」のオリジナルスリーブを配布。ブラジル・イパネマ農園の「熟成豆」を使用した、新作コーヒーの発売を記念して、数量限定で配布されるそう。かわいいワン🐶☕️ https://t.co/pz9cDm4dqh
— Sumally (@Sumally) 2016年3月27日
注目すべきはところはそこではありません。店頭幕やイーゼル板に貼られているキャッチコピーに注目してほしいのです。
一見普通そうなんですけど、よく見てみると・・・
ん!?
ちゃんとつくったコーヒーはおいしい
↑ めちゃめちゃ当たり前!!
今までちゃんと作ってなかったんですか?笑
いやいやいつも美味しくいただいてますよ!ほら!
ローソンでコーヒーよく買うけど、100回ぐらい飲んでるかも?
— Rize (@RIZE_224) 2016年3月28日
ローソンのコーヒーは甘みがあって好き
— かつ (@katu86) 2016年3月19日
「ちゃんとつくった」の定義も全然わかりません!!!コーヒーって何をもってちゃんとつくったって言うんでしょうか?
???
頭が困惑しちゃいます!このキャッチコピー!!
もうこれは完全に心奪われてます。すごいいいキャッチコピーです。
キャッチコピーって一言で商品やブランドの内容を伝えたりするものなんですけど、世の中のほぼ全てのものにキャッチコピーがついているので、目立たせることが非常に大事になってきます。
今回のローソンのコーヒー「Machi Cafe」のキャッチコピー
「ちゃんとつくったコーヒーはおいしい」はコンビニというもはやインフラと化している立ち位置をうまくつかったキャッチコピーです。
これが1店舗しかやってない昭和臭のある純喫茶とかだと、ちゃんとしたもの本当にでてくるのかな?となってしまいます。
自分の立ち位置をうまく利用してキャッチコピーを書くのは大事です。
もう意味とか正直わからなくても、味は大体知ってるしいいんですよね。豆が新しくなっても気づかないまま飲んでる人いっぱいいますしね。2ヶ月前くらいから本当は豆自体が切り替わってますよ!
コーヒーよりもアイスカフェラテが好きです。ガムシロップは一個入れてね!
(追記)
今回のこのローソンのキャッチコピーを見て、ドトールのキャッチコピーを思い出しました。
コーヒーとショートケーキおいしい。
これまた当たり前ですよね。笑
下手くそすぎるキャッチコピーが流行りになるかもしれません。
あと作り方の問題などの話も出たのでローソンのコーヒーについて解説します。
ローソンのコーヒーはイパネマ農園の豆を使用して作られています。これは2016年の新ブランドになる前から使われています。Machi Cafe(ローソンのコーヒーの名前)を始めた当初から農家と契約しています。品質や流通を安定させるために独自の契約を農園と結んでいます。
コンビニは大手三社は各10,000店舗以上あるために農園自体と契約を結ばなくては味の品質など安定しないものになっていまいます。
またコーヒー豆にはレインフォレストアライアンスという認証農家から仕入れたものを使っています。
これも以前から使われているものです。
ちなみにこのカエルのマークはカエルが農園に住めるくらい環境がいいことを意味しています。環境面だけでなく、社会、経済的にもみんなを幸せにするという意味が込められています。
森永乳業のマウントレイニアなどもこのレインフォレストアライアンス認証のコーヒー豆を使用しています。
今までは店頭で「ちゃんとつくったコーヒーはおいしい」というコピーをつけて販売はしていませんでしたが、2016年のブランド豆販売に伴う、広告の一つとしてこのキャッチコピーが使われています。
当たり前の品質を提供できる日本のコンビニってすごいですよね。
アイスカフェラテおかわりください。

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