新聞紙と田端の共通点は回文です。よくみると今の文章も・・・回文は難しいですね。どうもさくさくです。
本日3/16の朝日新聞の夕刊にてLINEスタンプ「田端」の記事が掲載されています!!
裏から1ページ目のところに掲載されています。恥ずかしながら始めて夕刊買いました。50円しかしません。LINEスタンプよりも安い!!
以下掲載内容です→
自虐ネタのLINEスタンプ人気
「山手線で1番無名!」「まだ田端で消耗してんの?」。JR山手線の駅がある田端(東京都北区)の自虐ネタをちりばめた、無料通信アプリ「LINE(ライン)」向けスタンプが人気を呼んでいる。
作ったのは在住26年の地元住民。イラストの雰囲気はゆるいが、ゆるくない戦略で注目を得た。 元日に発売されたLINEスタンプ「田端」は、全40種類で税込み120円。白黒で描かれたキャラクターが、自虐的な言葉や街の魅力をつぶやく。
「目のつけどころが田端でしょ」と、あまり意味が分からないスタンプも。 販売ページで「田端好きな人におすすめ」と売り文句を掲げ、じわじわと人気に。
1月31日にLINEが発表した1週間の「使用率ランキング・ベスト5」で1位に輝いた。1千セット以上売れたスタンプが対象で、実際に使われた割合が多いほど上位に入る。
田端以外に住んだことがないという制作者のイベントプランナー桜井寛己さん(26)は「物価が安く住みやすいのに、田舎から上京してきた人に『地元の駅の方が栄えてる』とバカにされることがあった。悔しくて、どうにか地元を盛り上げたかった」と話す。
新発売のLINEスタンプが注目を浴びるのは難しい。販売されるスタンプは23万種類以上。
「情報発信に力を入れた」という桜井さんは、個人でもプレスリリースを載せてもらえるサイトを活用。「田端が好きな人にはぜひともオススメのスタンプなのだが、果たしてそんな人いるのだろうか? 頑張れ田端」と自虐ネタを盛り込むと、通信社が記事を配信し、次々とニュースサイトに掲載された。
さらに「狙い撃ち」したのがLINEの田端信太郎上級執行役員。ツイッターで8万人超のフォロワーがいる。「田端駅より有名かもしれない田端さんに、田端つながりで何とか存在を知って欲しかった」。田端さんをイメージしたスタンプも作った。田端さんがツイッターでスタンプ発売をつぶやき、新たな記事が載る流れができたという。 桜井さんは「LINEスタンプはデザインも売り方も工夫次第。素人にとってまだまだ開拓出来る市場と実感している」と話す。
新聞出るのとか始めてですが、嬉しいです。永久保存したいですね。額に入れてみたり、家の壁紙にしてみたり、ベットにしてみたりしばらくは新聞と一緒に生活したいと思います。
ことの成り行き(簡潔)
1月 LINEスタンプ「田端」リリース
2月 BAKARUスタート
3月 朝日新聞夕刊掲載
こうみるとすごいトントン拍子のように見えちゃいます。ブロガー(BAKARUはブログっていう位置づけなのかもわかりませんが)が新聞に載るなどはめったにないですよね。しかもブログを始めて1ヶ月で新聞掲載はかなりレアなケースだと思います。
事業をやってる人(イケダハヤトさん)とか、タレントっぽい人(はぁちゅうさんとか)レベルになるとまた話は変わってきますが。
なぜ新聞掲載されたのか?
ことの発端はこの記事です。LINEスタンプのバズった話→
この記事が朝日新聞の方の目にとまり、朝日新聞の「with news(うにゅ)」にて記事が公開されました。その記事の内容を本紙にも載せたいと話を頂き、掲載に至りました。
LINEスタンプの記事は世間の目を引きやすかったり、イラストもあるので見栄え的にもよかったために掲載に至ったと考えています。スタンプも白黒のものだったので、新聞でも何の問題もありません。
全力でふざけてるようにしか見えない。
ことの成り行き(詳細)
先ほどはかなり簡潔に説明したので、事細かく見ていきます。
【2016年1月1日】LINEスタンプ「田端」リリース
各社にプレスリリースの配信を行いました。
「明けましてリリース」という1月1日にリリースをするという方法を使いましたが、全くと言っていいほど効果がありませんでした。正月はしっかりと休みをとりましょう。
これが1月1日に出したプレスリリースです→
PR会社の友人曰く、プレスリリースがそのまま転載されることはいいプレスリリースの証拠だということでした。加えて電車などのインフラ系のネタはメディアも取扱いやすいみたいです。
【2016年1月6日】共同通信にトップページ掲載
プレスリリースが転載され、excite newsやlivedoor NEWSなどにも掲載されていました。
【2016年1月6日】2chのスレッドが出来る
2ちゃんねらーすごいです。記事が世の中に出てからすぐスレッドが出来てしまうんですね。このスレッドでは「山手線で一番無名な駅について」それぞれの意見が出されていました。
まとめサイトなどにも多数掲載されていました。
LINE上級役員の田端信太郎さんもツイートしてくれました。これがかなりの影響力だったと思います。
「頑張れ田端。田端信太郎になんて負けてる場合じゃないぞ。」〜方言もない。特徴もない。なんにもない。山手線で一番無名な駅「田端」。LINEクリエイターズスタンプ『田端』販売開始! - やってみたいことやってみる協会のプレスリリース https://t.co/rXKVDnl4fw
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年1月6日
ちなみにこの時にも九州のスポニチさんからも連絡が来たのですが、広告掲載だったのでお断りしました。
なぜに九州?!
【2016年1月7日】WEBマガジン「Pouch」にて紹介
「Pouch」には田端あんじさんというライターの方がいるのですが、田端あんじさんが記事にしてくれました。
二人の田端さんのお力を借りてして多くのメディアにも拡散されていきました。
実はこれ戦略的に行ったんです→
WEBマガジンやNEWSサイトなどに掲載されるとそれが転載されるって仕組みを全然わかっていませんでした。一つでも狙い打てば、大手ニュースサイトにも掲載されるってことになります。グノシーやLINE NEWS、R25など誰もが知っているサイトにも転載されていました。
【2016年1月18日】J-CASTよりインタビュー
制作にはどんな意図があったのかなど聞かれました。答えとかあんまり用意できていなかったのですが、その場その場でしっかりと考えて答えたつもりです。後付けっぽいことが多いかもしれません。
【2016年1月31日】LINEスタンプ使用率ランキング1位
2016年1月18日〜1月24日までの週間使用ランキングにて見事1位に輝きました。
1月は売り上げも順調でランキングも上位0.1%に入るくらいの順位までいきました。
【2016年2月7日】BAKARU運営スタート
やっとブログの話にたどり着きました。
「月に3万くらいは誰でも稼げる」「自分たちのもっている面白い情報を発信して蓄積の場にする」「情報発信の場を持つ」という3つの理由から「BAKARU」の運営を始めました。
「BAKARU」ではバカとクリエイティブを発信するといったテーマを軸に記事の作成をしています。テーマとか目的・目標を決めておかないと長続きしないって聞いたので、それを採用することにしました。
【2016年2月23日】売れるLINEスタンプの作り方の記事作成・公開
自分たちのつくったLINEスタンプの宣伝の意味も兼ねて記事を書いてみました。
記事公開の2日後に朝日新聞のwith news(うにゅ)の信原さんよりインタビュー記事掲載の依頼メールが届きました。即答でOK。
これは本当に偶然だったんですけど、記事を公開した前の日に「月曜から夜ふかし」で山手線ダサい駅ランキングを放送していたみたいです。最近田端への注目度が上がっているとのこと。
なんて偶然!!
これも狙ったやったんじゃないかって思われてるので、そういうことにしておこう。
テレビの番組表などを先読みして、記事にするといったことはブロガーさんとかやってたりするんですかね?いいテクニックかもしれません。
【2016年3月6日】with news(うにゅ)にてインタビュー記事の公開
記事公開の2日後、本誌掲載の依頼が来たのでもちろんOK
【2016年3月16日】朝日新聞夕刊本誌掲載
このような流れでブログを始めて1ヶ月ですが、新聞デビューすることが出来ました。
新聞掲載のメリット
1、紙媒体は信頼度が高い(メディアからの信頼度も上がる)
切り取ったりして二次利用なども出来ます。
2、読者が多い(目にする人が多いので広告効果も期待できる)
新聞掲載がLINEスタンプへどれほど影響するんだろう?
何よりも自分の作ったものが世間の人に知ってもらえるとうれしいです。
新聞掲載のデメリット
なし!!!
あっ!1つだけありました。名前が旧字体を使っている人は使えないとのことでした。
櫻井が桜井になってます。
たまにはこっちの桜井もかわいらしくていいなって思いました。
新聞に載っても変わらない名前でライターを名乗ったりクリエイターを名乗るのもありかもしれません。
最後に
情報発信することって当たり前なんですけどすごい大事ですね。今回ブログを始めてことがきっかけになりました。
「BAKARU」と「LINEスタンプ」が結びつくってあまり考えてもいなかったんですけど、新聞掲載までされるという恩恵まで受けることが出来ました。
ブロガーの人は記事を書くだけではなく、自分の商品を作って販売してみたら同じように新聞掲載されるかもしれません。
LINEスタンプクリエイターの方は新しくブログを始めて情報発信してみると同じように新聞掲載されるかもしれません。
なんでもやってみるって大事なんだなって改めて思いました。
こんなに絵が下手でも大丈夫なのでぜひやってみてください。
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